『愚者』の読み方ガイド
このカードがもつ世界観

「愚者」は、まだ何者でもない“純粋なはじまり”の存在。
目的も計画も持たず、ただ「なんとなく」や「ピンときた」という直感に導かれて、未知の世界へ一歩踏み出していくエネルギーを象徴しているの。
怖れも不安もなく、失敗すら気にしない。
だからこそ、常識に縛られず、どんな可能性にも飛び込んでいける――
自由そのもののような存在なのよ。
あの人の気持ちの読み方
カードの読み方のコツ
(初めての方はここから♡)
あの人の気持ちに『愚者』が出たときは、 “あの人がこのカードの人物のような感覚の中にいる”とイメージしてみて。
「ここに描かれている人って、どんな人?」 そんなふうに、カードの世界観と照らし合わせながら読んでいくのがポイントよ。
たとえばこのカードは――
ポジティブ寄り? ネガティブ寄り?
可能性がありそう? それとも厳しめ?
自分から動くタイプ? それとも受け身?
こんなふうに分類しながら読むと、 あの人の“今の心の状態”がグッと見えてくるはずよ♡
ちなみに、タロットに描かれているのは寓意画(ぐういが)といって、 目に見える絵の中に“隠れた意味”や“象徴”がたくさん込められているの。
だからこそ、正解を一つに決めつけるより、 カードの絵から“何を感じるか”がとても大切なのよ♡
さ、右脳さんにがんばってもらいましょ♡

恋愛においても、相手に深い意図があるわけじゃなくて、「一目惚れ」とか、「一緒にいると楽しいから」っていう、直感やその場のノリで関係を始めることも多いのよ。
後先なんて、考えてずにね。
このカードがお相手の気持ちとして出た時、その人は今、「未来」よりも「今この瞬間」に夢中になっている可能性が高いわ。
先のことはあまり深く考えておらず、「とりあえず進んでみよう」という軽やかで楽観的なスタンスが前面に出ているの。
あなたとの関係も、形を決めたり見通しを立てたりするより、“流れにまかせて楽しみたい”という気持ちで向き合っているのかもしれないわね。
この無邪気な自由さは、あなたにとっては新鮮に映る一方で、どこか落ち着かなさや、頼りなさを感じることもあるかもしれない。
でも、それこそが「愚者」の魅力♡
自由をこよなく愛するタイプって、こっちが思う“普通”には収まらないのよね♡
あの人が『愚者』のあなたへのアドバイス
あなたも、あの自由人みたいに“今”を楽しんで♡
この関係がどうなるかなんて、まだ考えなくていいのよ。
ルールもゴールもなし。あるのは「一緒にいると楽しい」っていう、その感覚だけ。
ガチガチの真面目ちゃんは、愚者の世界には住めないわよ〜♡
Anandiからのひとこと
あの人の気持ちが気になるのは当然よ。
でも、本当に見るべきは、あの人の気持ちじゃなくて、“あなたの心”なのよ。
愛って、お相手の反応で決まるものじゃない。
あなたの中にある“揺るがない気持ち”こそが、ホンモノの愛。
それだけは心に留めておいてね♡
