タロット事例:この怒りはどこいった?:タロットが導いた感情整理のスキル
先生への怒り、その正体を暴く!
娘の担任の先生にムカついて仕方ないって?
娘をないがしろにされてるんじゃないかって思うと、もうカッカしちゃうわよね。
でも、ちょっと待って。
本当に先生だけが問題なのかしら?
これはね、Anandiのタロット講座の中で取り上げたエピソード。
講座では、恋愛や、人生全般にわたるさまざまなお悩みに対応できるスキルをお伝えしているわ。
受講生さん達は、こうして恋愛以外のテーマでもタロットを活用して、自分や身近な人の心の整理に役立てている方がたくさんいるのよ。
今回のお話は恋愛の悩みじゃないけど、最後まで読んでみて!
「タロットってこんな風に使えるのね」って新たな発見があるはずよ。
さて、このエピソードは、ある受講生さんが娘の担任の先生に対して「蔑ろにされてる」「大切にされてない」と感じ、怒りが抑えられなくなったところから始まるの。
でもね、タロットを引いたらその怒りの正体が、まさかの「別の人」への感情だって分かったのよ。
驚きでしょ?
タロットが暴いた真実
まず展開したカードはこんな感じ。

- 先生の現状:可能性(POSSIBILITIES)
- アドバイス:重荷(THE BURDEN)
- 未来:突破(BREAK THROUGH)
- 受講生さんの現状:意識(CONSCIOUSNESS)
- 総括:手放し(LETTING GO)
もうこれ、見た瞬間にピンときたわよ。「あら、怒りの裏に別の感情があるわね」って。
先生への怒りって、実は表面的な感情。
いわゆる第一感情ね※。
でもその奥に、本当の感情が潜んでいるのよ。
※第一感情とは
表面に出てくる一番わかりやすい感情のこと。
たとえば、怒りやイライラなどが典型的ね。
でも、これは本当の感情を隠すための「表面的な感情」に過ぎないことが多いの。
本当の感情は「第二感情」と呼ばれ、悲しみや不安、寂しさなど、もっと深いところに隠れているのよ。
講座ではここをもっと詳しく解説してるわよ。
感情を整理して理解することが、人生をラクにするための超重要なポイントだからね!
怒りの正体:お母さんへの未解消の感情
アドバイスに出たのは「重荷(THE BURDEN)」のカード。

年老いた女性を背負い、その指示に従って険しい山を登る青年。
このカードは、他人の価値観や古い信念に縛られ、自分の人生を生きられずにいる姿を映し出しているの。
そこから読み取ったのは、、彼女が無意識に何かを背負い込んでいるということ。
掘り下げてみると、その「重荷」が何なのかが明らかになったのよ、これが。
それは「お母さん」。
彼女が自分の人生で抱えてきた、未解消の感情だったのよ。
「お母さんにもっと見てほしかった」「もっと愛されたかった」っていう小さい頃の思い。
それが先生に投影されてたの。
お母さんが忙しくて構ってくれないとき、「私のこと本当に大切なの?」って感じてた。
それ、今でも心の奥底に残ってるのよ。
そして、それが先生との関係にズドンと出てきちゃったわけ。
- もっと愛されたい!
- もっと大切にされたい!
- もっともっともっと!!
これ、全部お母さんとの関係で抱えてた思いなのよ。
だから過去の自分がお母さんに「蔑ろにされてる」「大切にされてない」と感じていたことが、目の前の出来事として見せられただけのこと。
先生への怒りはその感情が「再演」されただけ。
まるで昔のドラマがリメイクされて戻ってきたみたいにね。
母との関係を象徴するカード:「親しさ」
ここで先生との関係性ではなく、お母さんとの関係性に質問を変えたわ。
アドバイスカードに出た「親しさ(FRIENDLINESS)」には、2本の木がそれぞれ立って、綺麗な花を咲かせている絵が描かれてたの。

これがね、ズバリ「お互いに依存しない尊重し合う関係性」を示してるのよ。
「母には母の人生がある。あなたにはあなたの人生がある。」
これが今回のテーマよ。
「お母さんが自分の人生を自由に生きること=あなたを愛してない」なんて、そんなバカなことはないわよ!
むしろ、お母さんが自立して幸せでいることが、あなたにとってもいい影響を与えるのよ。
「もっともっと私を見て!」っていう考えはもう卒業。
程よい距離感を保ちながら、自分の人生を自分で歩むのが理想よ。
怒りと気づきから得た新しい視点
特に印象的だったのは、彼女が言ったこの言葉:
「お母さんがもっとちゃんと私を見てくれて、ちゃんと育ててくれたなら、私の人生はもっともっと良いものになってたはずなのに!」
でもね、彼女は、この「親しさ」のカードを見てこう気づいたの
- 自分の花(人生)は自分でしか咲かせられない。
- お母さんが私の人生をどうにかするわけじゃない。
そう、「親しさ」のカードが教えてくれたのは、「環境や親のせいにせず、自分の人生は自分で責任を持って生きる」ということ。
今の人生は自分で作り上げたもの。
そしてこれからの未来も、自分次第なのよ。
親との気づきが子どもとの関係を変える
さらに驚いたのは、この気づきが彼女の「親としての姿勢」にも大きな影響を与えたこと。
彼女は、自分が親に蔑ろにされた(という思い込み)経験から、「自分の子供には同じ思いをさせまい」と思って、逆に過干渉な親になっていたの。
でも、この「親しさ」のカードを見てこう気づいたのよ:
「親子の関係は、近すぎても遠すぎてもダメ。
お互いが自立しながらも尊重し合える関係が理想なんだ。」
この瞬間、彼女は「自分と親との関係」「自分と子供との関係」について深く考え直すことができたの。
涙で感情を浄化する
リーディング中、彼女は小さい頃の悲しみを思い出して、涙ポロポロ流してたわ。
「あのとき、こんなに悲しかったんだ」って感情が蘇ってきたのね。
これが大事。
とにかく大事。
怒りの下にある「悲しみ」を解放すると、不思議と心が軽くなるのよ。
翌日、彼女からLINEが来たわ:
「昨日から怒りがどこに行ったのかわからなくなりました🤣」ってね!

これよ、感情を解放する力って。
怒りをただ抑え込むんじゃなくて、その裏側を見ていくと、こうやってスッキリするのよね。
最後に一言
タロットって、本当に不思議なツールなの。
目の前の問題だけじゃなくて、心の奥深くにある真実まで引き出してくれるのよ。
怒りやモヤモヤを抱えてる人こそ、一度タロットに触れてみてほしいわ。
だってね、「センセー腹立つわ〜💢」からの〜
「え?お母さん???」からの〜
「あ、、、私悲しかったんだ…」からの〜
「本当は良い先生だった!」ってすごくない?
こうやって気づく瞬間が人生の転機になるのよ。
だから、もし同じように心がざわざわしてるなら、遠慮せずに相談してね。
あなたの心の奥底に眠る真実、タロットと一緒に見つけましょ!