「夫が私を見ない本当の理由」【後編】

Anandi Tarot


→「夫が私を見ない本当の理由」【前編】はこちらから

誰にも言えずに一人で苦しかった

彼女はそう言って涙を流したの。

夫の浮気。
モラハラ。
無関心。

もちろん、それは傷つく。

でもね。

彼女が一番苦しかったのは
“なぜこんなことになってしまうのか”、本当の理由がわからなかったから。

怒っているのか。
悲しんでいるのか。
離れたいのか。
それともまだ期待しているのか。

夫のことでずっとモヤモヤしていた。

でも実は幼少期の父との関係を夫に投影していたことがわかった瞬間、
初めて、自分でもわからなかった気持ちを言語化され、
「ああ、私これが辛かったんだ」ってやっと気づいた。

琴線に触れたのは、そこだったのよ。

人物カードで見えた“関係性”

夫は【カップのペイジ】。
相談者は【ワンドのキング】。

これ、構図がはっきりしてる。

夫は愛を欲しがる子ども。
相談者は与える側の大人。

ペイジはね、悪い人じゃないの。
でも「ちょうだい」のカード。
優しくてかわいいけど甘えっ子。

自分を満たしてほしい。
認めてほしい。
愛されたい。

こんなこと言ったらあれだけど、浮気もしやすいのよね。
愛が欲しいんだから、愛してくれる人がいたら流されちゃうの。

一方で、キングは成熟した大人で与える人。
守る人。背負う人。

つまり、

欲しがる人 × 与える人。

相手は子どもちゃんだから、
相談者の求める夫婦の関係性を築くのは難しそうね。

もちろん、このカードの出方でも、相手を「かわいいなぁ」と愛でて育むこともできるので、一概に相性がいいとか悪いとかの問題ではないんだけど。

過去は数札【10】一度リセットされた夫婦関係

実は、彼女の夫は大病をしてるの。
彼女は献身的に看病したわ。

そして奇跡的に生還。

普通なら絆が深まるよね?

でも違った。

「これからは好きなように生きたい」

夫はそう言って、
ほとんど家にはいない。
浮気。
自分勝手な行動。

【10】は、今までの関係が違う形になってリスタートするカード。

でもその先に待っていたのは、夫婦のすれ違いだった。

現在は数札【9】もう一度関係性を見直す時

【9】は今すぐ動くカードじゃない。

「本当にこのままでいいの?」

一旦立ち止まって、熟考するとき。
自分に問いかける時間が必要よ。

大テーマは【死】。
アドバイスは【消耗】。
総括は【沈黙】。

出たカードたちはみんな同じこと言ってる。

今は動く時じゃないわ。
焦って決断すると、後悔の選択になるから。

まずはとにかく休んで。
そして、自分の心に素直になってって。

夫との問題は、父とのわだかまり

ここが核心よ。

彼女は、
お父さんに嫌われたくなくて生きてきた。

良い子で。
我慢して。
期待に応えて。

それを、そのまま夫にもやっている。

そして、

本当はお父さんから欲しかった愛を夫からもらおうとしている。

でもね。

夫は父の代わりじゃない。

父への未完了の感情は、父でしか昇華できない。

ここを避けている限り、夫婦関係はねじれる一方なのよ。

未来は数札【2】夫は必要?不要?

これは選択のカード。

「必要か、不要か」

彼女の中で線が引けるようになるわ。

別れる、とは限らない。

魂のお相手なら、
父とのわだかまりがほどけた瞬間、驚くほど関係は良くなる。

もしそうでなければ。

彼は“気づかせる役目”を終えて、離れていく可能性もある。

タロットは今と、少し先を見るのが得意だから、その先は、その時また見ることにしましょ。

それって事実なのかしら?

お父さんの顔色を伺っていた、あの健気で小さなあなた。

「妹ばかりを可愛がっていたのは事実かしら?」

この質問に、彼女は
「妹はお姉ちゃんの方が大切にされてたって言うんです」と。

これは良くある話なの。

もしかしたらそれはたった一回、何かで傷つく出来事があったかもしれない。

でも記憶の中では「いつも妹ばっかり」にすり替わってることがあるのよ。

現に、「妹の方が可愛いと思って生きてきたけど、写真を見るとそっくりなんですよね」と少し照れ臭そうに笑う姿がとても美しかったわ。

もう要らない思い込みは卒業していい。

誰かに嫌われないように生きる人生じゃなくて、
自分がどうしたいかで選ぶ人生へ。

今回の気づきは、彼女の人生を確実に変えていくわ。

夫が変わるかどうかじゃない。
あなたが目を覚ますかどうかよ。

今度こそ。

自分の人生を、生きて。

Anandi アナンディ
Anandi アナンディ
タロットマインドガイド
Profile
「私の人生、このままで終わるの?」

夫との関係に悩んでいた45歳のあの頃。
タロットを通して自分の心と向き合っていくうちに、
我慢する毎日が終わったの。

うまくいかない原因は、夫ではなく、
私の“心のクセ”だった。
このクセに気づくことが、
誰のためでもなく、自分の人生を選び直す第一歩よ。

深層心理とつながるタロットで、
パートナーシップと人生を本質から整える
講座&セッションを行っています。

(2018年より活動)

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