『死』の読み方ガイド
このカードがもつ世界観

このカードに描かれているのは、大鎌を持った骸骨と大地に転がるバラバラになった人間の手足や首。
まさに「終わり」や「切り離し」の象徴。
執着や惰性で続いている関係、もはや役割を終えたものを潔く手放すことでしか、次のステージへは進めない――
そんな強いメッセージを持つカードなの。
あの人の気持ちの読み方
カードの読み方のコツ
(初めての方はここから♡)
あの人の気持ちに『死』が出たときは、“あの人が、まるでこのカードの感覚の中にいる”とイメージしてみて。
「ここに描かれている情景から、どんなことを感じる?」
たとえばこのカードは――
ポジティブ寄り? ネガティブ寄り?
可能性がありそう? それとも厳しめ?
自分から動くタイプ? それとも受け身?
こんなふうに分類しながら読むと、 あの人の“今の心の状態”がグッと見えてくるはずよ♡
ちなみに、タロットに描かれているのは寓意画(ぐういが)といって、 目に見える絵の中に“隠れた意味”や“象徴”がたくさん込められているの。
だからこそ、正解を一つに決めつけるより、 カードの絵から“何を感じるか”がとても大切なのよ♡
さ、右脳さんにがんばってもらいましょ♡

あの人の中では、もうすでにあなたとの関係に“終わり”が訪れているのかもしれない。
今のあの人からは、あなたに対する強い気持ちや愛情は、正直ほとんど感じられないわ。
このカードが出るときは、「どう頑張っても元には戻らない」「もう発展する可能性はない」ことを示しているの。
つまり、
関係に対する興味や感情が自然と冷めてしまった、
あるいは
無理に続ける理由がもう見つからない――そんな心の状態を表しているの。
でもね、それはあなたに問題があったとか、愛される価値がなかったって意味じゃないのよ。
単に、あの人の中でこの関係が“完了”したということ。
今この関係を終わらせることで、あの人自身も次のステージに進もうとしている可能性があるわ。
あの人が『死』のあなたへのアドバイス
これ以上あの人に執着するより、一旦仕切り直して、新しい方向に目を向ける方が断然オススメよ。
あなたの人生はここで終わらない。
「あの人にとって私は必要なかったの?」なんて泣かないで。
そうじゃない。
「あなたの人生に、あの人が必要なくなった」――ただそれだけのことよ。
ほんとよ、これ。
執着を手放すのは怖いけど、それができたとき、あなたはもっと軽やかに、自分らしく愛されるはずよ♡
Anandiからのひとこと
あの人の気持ちが気になるのは当然よ。
でも、本当に見るべきは、あの人の気持ちじゃなくて、“あなたの心”なのよ。
愛って、お相手の反応で決まるものじゃない。
あなたの中にある“揺るがない気持ち”こそが、ホンモノの愛。
それだけは心に留めておいてね♡
